Q & A よくある質問

Q & A

主にルミナ自動スプレーガンについて、よく聞かれる基本的な質問をご紹介します。
より込み入った質問や技術的な質問について、またその他の製品については、「お問合せ」ページよりご相談ください。
(スプレーガンの機種選定をご希望の方向けの「ガン選定書」も、「お問合せ」ページにあります)

ルミナ自動スプレーガンはどんな用途に使えますか?

液体を狙った箇所に塗布する用途であれば、幅広くお使いいただけます。典型的な使い方としては、金型への離型剤塗布やプレス板材への加工油塗布、塗装やコーティングなどがあります。また接着剤や半導体用フラックス、溶かしたチョコレートやバターの塗布などでも、多くの採用実績があります。液体にコンプレッサーエアを混ぜることで薄く広げ、特定の箇所に塗布するのがスプレーガンの機能です。

スプレーガンの使用を検討していますが、どの機種を選べばいいかわかりません。

機種の選定でまず大事なのは「液体の種類」です。油や塗料、水、アルコールなどの液体であれば、真鍮製やアルミ製の標準品が使えますが、腐食性の液体の場合はステンレスやPPS樹脂などの材質を選ぶ必要があります。また粘度が高い、固形物を含むなどの特徴ある液体の場合、対応できる機種が限定されることがあります。

そのあとは、3つの基本要素により絞り込んでいきます。1つ目はスプレーパターン。これはスプレーの形状を指し丸吹、平吹(楕円形)、広角丸吹、広角平吹、極細丸吹などがあります。塗布する対象物の大きさと形状によって、最適なパターンを決めます。2つ目はエア配管の本数です。ルミナ自動スプレーガンにはエア配管1本のタイプと、エア配管2本(または3本)のタイプがあります。エア配管1本のタイプ(ST-5、HM-1など)はスプレーの粒径や吹く強さを調整できません。スプレーを飛散させたくない、スプレーの加減を微調整したい場合はエア配管2本タイプ(ST-6、HM-6など)をおすすめします(詳しくは次項「ST-5とST-6、HM-1/HM-3とHM-6は何が違いますか?」)。機種が決まったら、最後にノズル口径を選びます。STシリーズの場合は0.5ミリから2.0ミリまで4種類あります。液体の粘度や噴霧量により、口径を選んでください(下記の「機種選定について」もご覧ください。また、機種選定のご依頼は「お問い合わせ」ページより、お気軽にご相談ください)。

ST-5とST-6、HM-1/HM-3とHM-6は何が違いますか?

ST-5、HM-1、HM-3はエア配管1本タイプ、ST-6、HM-6はエア配管2本タイプです。自動スプレーガンでは、コンプレッサーエアをスプレーの制御(オン・オフ)と霧化の2つの役割に使います。エア配管1本タイプでは、1本の配管からこの2つにエアを供給します。スプレーのオン・オフには0.3MPa以上(機種により異なる)のエア圧力が必要なため、必然的に霧化も強いエアで行うことになり、ミストが細かくなって飛散します。これを防ぐために、エア配管を2つに分けたのがST-6やHM-6です。エア配管2本タイプであれば、ソフトな塗布はもちろん、1本タイプと同じ強いスプレーも可能なため、迷った場合はエア配管2本タイプをおすすめします(スプレーガンの基本構造については、「スプレーガン簡単操作ガイド」もご参照ください)。

末尾にXが付く機種と付かない機種の違いは何ですか?

末尾にXが付かない機種は液・エアの入口にホース用継手(ホースジョイントとニップル)が付属しています(画像左)。現在主流となっているチューブ継手(ワンタッチ継手)を付けてご使用になる場合、このジョイント・ニップルは不要のため、末尾にXを付けた型式でご注文ください。

ジョイントニップル参考画像
スプレーガンを使うには何が必要ですか?

スプレーガン簡単操作ガイド」の「必要なもの」をご覧ください。

スプレーガンはメンテナンスをする必要がありますか?

はい、スプレーガンを安定的に運用するためには、定期的な洗浄が必要です。メンテナンスの頻度は液体の種類や環境により変わります。一般的に接着剤や塗料を吹く場合には、こまめなメンテナンスが必要となり、加工油などの場合はそこまでの手入れを必要としません。分解洗浄およびグリスアップの方法については、「ダウンロード」ページの「メンテナンスマニュアル」をご参照ください。

スプレーガンの制御はどのように行いますか?

スプレーガンの制御はコンプレッサーエアの圧力によって行います。0.3MPa以上(機種により異なる)の圧力のエア(ピストン作動エア)が入ると、スプレーガン内部のバルブ(ピストンセット、ピストンバルブ)が開き、液が出ます。エアを止めるとバルブが閉じ、液が止まります。したがって自動制御の場合は、コントロールボックスや電磁弁に入力信号を入れ、エアの出るタイミングを決めることでスプレーのオン・オフを行います(接続方法と基本構造については「スプレーガン簡単操作ガイド」もご参照ください)。

スプレーガンは飛散しませんか?

スプレーが飛散するかどうかは、粒径と吹き付けるエアの勢いにより決まります。霧化エアを低圧に設定(低粘度の液体の場合、0.02〜0.05MPa程度)すると、粒径は大きく、吹き付ける勢いは弱くなりますので、周囲に飛び散らず、対象物にソフトに乗る塗布が可能となります。

液体を吸い上げて供給できますか?

エアキャップの内部で霧化する内部混合タイプのガンは、エアを強く出すことである程度液体を吸い上げますが、供給量は不安定になることがあります。ST-6などの外部混合タイプのガンは液を吸い上げません。原則として、重力式容器で液を供給する場合、液面の位置をスプレーガンよりも高く設定してください。

ルミナの製品はどこで買えますか?直接購入することはできますか?

弊社では販売店様、商社様経由でのご購入をお願いしております。機械工具系、塗装系の販売店様などにご依頼ください。

インターネット上でそっくりの製品が売られているのですが、ルミナのスプレーガンでしょうか?

主にアジア市場のECサイトなどで、ルミナ自動スプレーガンのコピー品が横行しています。本体にLuminaの刻印が入っていないもの、「純日本製」と書かれたカードが同梱されていないものなどは正規品ではありません(刻印やカードが入っていても、正規品とは限りません)。海外の正規代理店経由で流通しているルミナ自動スプレーガンには、全品にシリアルナンバー入りのホログラムシールが貼られています(エアブラシやその他の周辺機器などを除く)。上記の条件を満たしていないものはコピー品の疑いがあり、弊社で品質保証やアフターフォローをできないことがありますのでご注意ください。

機種選定について

以下の機種選定は大まかな目安です。その他の条件により、最適な機種は変わることがあります。
具体的に使用をお考えの方は、「お問合せ」ページよりご相談ください。

溶剤系(有機溶剤)の液体を使えるガンは?

STシリーズやMK-3は耐溶剤性のパッキンを使用しているため、有機溶剤を吹くことができます。一方、HMシリーズなどは耐溶剤性のパッキンを使用していないため、吹くことができません。

強酸や腐食性の液体を使えるガンは?

STシリーズやHMシリーズの標準品の本体は真鍮にクロムメッキをかけてあり、液体によっては腐食します。ステンレスタイプ(STシリーズの場合はSTS、STA)であれば、こうした液体にも使用可能です「製品情報STシリーズ」。また強酸性の薬剤など、ステンレスでもボロボロになってしまう液体を吹く場合は、特殊樹脂(PPS)を使ったHMPという機種が有効です「製品情報HMシリーズ」

食品に使えるガンは?

食品製造用にスプレーガンを使う場合は、STSシリーズなどのステンレス製品をおすすめします「製品情報STシリーズ」。標準品は表面にメッキ処理を施しており、はがれたメッキが異物として混入するリスクがゼロではありません。バルブの摺動性をよくするために使っているグリースを食品用のものに仕様変更することも可能ですので、ご相談ください。

接着剤、絞り油など、高粘度の液体に使えるガンは?

ノズル口径が最大3.0ミリまであるMSシリーズとPR-40Xが、高粘度液の塗布に適しています。特にMSシリーズはノズル先端部の液通路を広く取り、詰まりに強いらせんノズルを採用することで、ルミナの中で最も詰まりにくいスプレーガンになっています「製品情報PR・MSシリーズ」。また、同じくらせんノズルを採用しているST-6RWも、接着剤の塗布などで多くの実績があります。

微量の液体を塗布するのに適したガンは?

極細丸吹タイプで液量の微調整が可能な、ST-6SK-0.5X-MHS、ST-10SK-0.5X-MHSなどがおすすめです。目盛環(1周50目盛)と横目盛が付いたマイクロメーターにより、液量の設定をひと目で確認できます。

霧にしないで塗布する機種は?

ST-6PRは霧にしないで水鉄砲のようにポイント給油するための機種です(液の加圧が必要です)。またST-6R、HM-6Rなどのエア配管2本タイプも、ピストン作動エア(CYL)だけを入れることで、霧にしないで液を出すことができます。滴下式の給油機としては、「オイルスネーク」や「タップタッチ」があります。

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